ＳＣＣ公演、なんとか初日が無事終了。
だがそんなこととは別に今の気分をぶちまけるぜ？。
今日うれしいことにしばらく会ってなかった友人が公演を観に来てくれた。
それはとてもありがたいし、うれしいことだ。
アンケートにも辛口だが的確なアドバイスが書かれていた。なるほど参考にさせていただきたい。
だがその中のちょっとした一文が、俺の余計な記憶の底をつついちまった。
昔から変わっていないと。癖が直っていないと。
当たり前だ、変わるものか。決して。
確かに、俺の癖＝欠点なのかもしれない。
だが、誰かの好みに擦り寄ることが認められることか？
多数の意思に自分を上書きされることが成長か？
俺は俺のやり方で克服してみせる。
成長しても変更するつもりは無い、進化はしても変化するつもりは無い。
だがおかげではっきりと呼び起こせたよ。決して薄れてはいけない怒りを。
数の暴力に圧殺される理不尽さを。それを打ち砕けない自分の無力さを。
お前たちはなぜ自分の価値観を疑わない？
お前たちの常識を押し付けるな。
お前たちの正義は俺の正義じゃない。
正解を勝手に決め付けるな。うんざりだぜ。
ＳＣＣのイメージカラーはモノトーンだ。白と黒だ。
それは全てを受け入れて、だが決して何者にも染まらない、自由と強い意志の象徴なんだ。
まあこれはメンバーにも言うつもりの無かったことだが、俺はそのつもりでカラーを決めていたんだ。
必ず何者にも屈しないカリスマを手に入れてみせる。
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