病院の検査結果は異常なしだった。
一時的なストレスで出血したそうだ。どんだけ俺はストレスを受けているんだ。
PCのLANは完全にぶっ壊れた。
修理にはマザーから交換になり5~7万ほどかかるらしい。
諦めて無線LANを導入した。余計な出費だった。しかもそれもちゃんと動くのかさっぱり解らない。
それでも俺はこの瞬間だけはハッピーだ。
なぜなら目の前に汁無し担々麺と生ビールがあるからな。更には揚げ餃子のお供付きだ。
まずは空きっ腹と渇いた喉にぐっと流し込む。
まろやかな泡が舌を包み込み、ビールのすきっとした苦味を伝える。間髪入れずに黄金色の清流が喉を潤し、一気に胃袋まで駆け抜ける。
胃袋が良く冷えたアルコールの到着を知らせ、一気に活動を開始する。
こうなってしまってはもう止めることは出来まい。
熱々の揚げ餃子に醤油ではなく、特製チリソースをたっぷりつけ一口に頬張る。
カリッ!気持ち良い皮の食感、続いて火傷するような熱さで飛び出した中身が口中に旨さを伝える。
どうにか熱さをやり過ごし、チリソースの味わいと一体となった所へ再びビール!
もはや言葉での説明は困難である。
なのでそろそろメインの汁無し担々麺に移ろう。
あと一言だけ言うなら、儚く麺の上に乗る黄身を崩し、麺、タレとよく絡め一気に頬張った瞬間、ビリッと突き抜ける山椒の絡みと挽き肉の旨味がやや太めの麺と合わさりビールが…。
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