さて、このブログのタイトルになっている言葉の意味が分かるだろうか?
俺の好きな小説のタイトルでもあるわけだが、この言葉の意味は実は俺にも分からない。
だが言葉の響きが何となく好きだ。
この「何となく好き」と言う概念が、最近の大人(俺よりも上の世代)には分からないことが多いらしい。
理解を求めると言うことは大事なことだと思うが、言葉の響きや、ニュアンスにユーモアやひらめきを求めるのは近年とても重要視されていることだと思う。
最近流行の歌の歌詞なんかを考えてもらうと分かりやすいと思う。
お笑い芸人なんかでも良い。
具体的な内容が好きで、面白くて共感している人はほとんどいないと思う。
深く考えると理由はあるかも知れないが、最初は誰でも、「何となく好き」から入るのだ。
キャッチーと言う便利な言葉があるが、それが今もっとも重要な事何だと思う。
分かる人には分かる。
あまり良い言葉には聞こえないかもしれないが、これが重要なのだ。
先ほど音楽の話をしたので、音楽で例えよう。
超有名なアーティストであっても、必ず好き嫌いをする人がいる。
浜崎が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
物事を深く理解する事を強要するよりも、興味を引き理解したいと思う者だけに伝わる。
これが大事なんじゃないか?
それが多いに越したことはない、と言うだけだ。
長々と話したが、つまり何を言いたいかと言うと、「何となく好き」と言われる作品を俺個人は作っていきたいと思う。
深い意味を求める人には物足りなくても、あのセリフが、あの人の喋り方が、動き方が何となく好き。
そう言われれば良いんじゃないかと思うんだ。
スミスが芝居の事を自身のブログに書いていたから俺もちょっと考えてしまった。
よくよく読み返すと、あんまり深く考えずに行こうぜと言うこと言うことなんだが、頭の中が混乱してまとめるためにも書いてみた。
さて、この考えはどう思うだろう?
スミス、SCCのメンバー諸君、そしてその他の方たち?
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