古い友人に会った。
ハイスクール時代につるんでいた悪友だ。
それなりの大学にいって、それなりの就職をしたらしい。
まだ独身ではあったが。
彼は、彼の人生には続きはあるのだろうか。
夢とか目標とかやりたい事はやり終えたのだろうか。
俺からそれをとってしまったら何が残るんだろうな。
きっと惰性で生きているだけの人生が残ってるんだろうな。
別名、全自動二酸化炭素発生装置。
彼のことを言ってるわけじゃないぞ。
何はともあれ、そうなりたくないから俺はこんなことをしている。
今はまだ社会的に観て彼の方が地位が上で、充実してて、勝ち組なのかもしれない。
だが今に見てろよ。
俺はすぐに追いついてやる。
お前のことは嫌いじゃないが、お前を見下せるようになるのが俺の当面の目標だ。
お前の悔しがる姿が目に浮かぶぜ。
首を長くしてその時を待つんだな。
そんな44日目。