未だに牛乳瓶のふたを集めているやつを僕は尊敬する。
そういう人は学校を卒業して給食が無くなっても配達の牛乳だとかをわざわざ取ったり、駅の牛乳を買ったりして集めているんだろう。
中にはオークションやトレードで、「これはどこの新潟県で1988年に発売された珍しいもの」的なものを探す人もいるそうだ。
一体それと同じ趣味を持つ人間が世界で何人くらいいるのかは分からないが、そういう共通の価値を持てる人間というのは探すのが非常に難しい。
基本コレクション系の趣味って自分以外にその価値を説明するのが難しい。とくに女性には。
お母さんからしたら遊戯王のカードも、牛乳のふたも、ヴィンテージもののジーンズも等しくゴミだ。
僕もいい年こいて遊戯王に金を使う価値観を理解してくれる人間と出会えたら、その出会いを大切にしよう。
そしてその人に深入りしすぎないように気をつけよう。
コレクションの世界はお金がいくらあっても足りないからな。
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